【合本版】ミルキーピア物語
「バーチャルアイドル」や「ネットの世界にダイブする」という概念を日本で初めて扱った元祖的な名作!「京美が逃げだしたァ!」システムハウス・ミルキーピアの朝は、こうして始まった。
うちの大切な商品でありコンピュータ・ネットワーク上で稼働するパーソナルアイドルの人気ナンバー1ソフト『京美』が家出してしまったのだ! たった一人の男性社員こと俺、片山秀人はヨネコ社長と麻矢さんに無理やり頼まれて、俺の裏ワザ‘ネットワーク潜り’をやるはめになってしまったのだけど…。
ソフトウェア業界と電脳空間を舞台にして、ミルキーピアの面々がきょうも繰り広げる、笑いとスリルと冒険と涙の数々。
名作SF「ミルキーピア物語」シリーズ1?11巻が、合本版として登場!●東野 司(とうの・つかさ)1957年、愛媛県生まれ。
横浜国立大学大学院中退。
テクニカルライターを経て、1986年『赤い涙』(「SFマガジン」早川書房)でデビュー。
主な著書に『ミルキーピア物語』シリーズ、『地球SOS』(早川書房)、『よろず電脳調査局ページ11』(徳間書店)、『電脳祈祷師』(学習研究社)、『展翅蝶』(エニックス)など。
また、2013年子ども向け書き下ろしSFシリーズ「21世紀空想科学小説」企画立案。
同シリーズ『何かが来た』(岩崎書店)。
日本SF作家クラブ会員、日本児童文学者協会会員、日本文藝家協会会員。
日本SF作家クラブ第17代会長。
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