神経内科へ来る人びと
‘脳’を抱えた珍妙な患者さんが訪れる不思議な診察室 偏頭痛・パーキンソン病・失語症・脳梗塞・ヘルペス脳炎など、さまざまな症状の人びとが訪れる神経内科。
脳や神経の治りにくい病気で悩みを抱える患者に、どう説明しようか、どう慰めようか…。
患者さんが単にドアを開け、診察室の中に入るという動作なのにドラマを感じてしまう。
薬の効きがいいときは、さっと入ってくるので、それで状態がだいたいわかるのだ。
大学病院の「神経内科」、患者さんとのやりとりを記録した痛快エッセイです。
●米山公啓(よねやま・きみひろ)1952年山梨県生まれ。
作家、医学博士、神経内科医。
聖マリアンナ大学医学部卒業、聖マリアンナ医科大学第2内科助教授を1998年2月に退職。
本格的な著作活動を開始。
現在もあきる野市の米山医院で診療を続けながら、医学ミステリー、小説、エッセイ、医療実用書など、280冊以上を上梓。
テレビ・ラジオ番組の監修・出演をこなし、講演会も全国で行なっている。
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