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人はどこまで残酷になれるのか

逆さ十字、鉄の柩、ガミガミ女のくつわ、水責め椅子……どんな人物が考案したのかと疑問すら生まれる異常な拷問具、多種多様な処刑方法。
そしてサディスティックな権力者と、拷問・処刑の生贄になった有名人たち。
人間とは思えない殺人鬼のかずかず。
本書があぶりだすのは、「人間そのもののおそろしさ」なのかもしれない。
ヨーロッパ史の闇の部分をあばいて「人間の残酷さ」に挑んだ力作。
●桐生操(きりゅう・みさお)パリ大学(ソルボンヌ大学)、リヨン大学に留学。
主にフランス文学、歴史を専攻。
帰国後、西洋史人物の評伝を初め、歴史の裏面に隠された興味深いエピソードを次々と発表して、好評を博す。
ミリオンセラーになった『本当は恐ろしいグリム童話』をはじめ、『世界ボーイズラブ大全』『世界エロス大全』『美しくもしたたかな女たちの源氏物語』『やんごとなき姫君たちの秘め事』『魔性のダンサー ローラ・モンテス』など、著書多数。




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