モナリザの微笑
かつてレオナルド・ダ・ヴィンチは、二枚の連作としてモナリザを描いた。
一枚目は有名な「微笑のモナリザ」。
そして、その対として描かれたのが二枚目のモナリザと言われている「悲しみのモナリザ」。
失われた「二枚目のモナリザ」を巡って捲き起こされる危険な人物相関。
虚々実々の駆け引きの末に、美の女神が微笑みかけるのは、誰なのか? フジテレビ系列にてドラマ化された長編サスペンス。
「電子版あとがき」を追加収録。
●斎藤純(さいとう・じゅん)小説家。
1957年、盛岡市生まれ。
FM岩手在職中の1988年『テニス、そして殺人者のタンゴ』でデビュー。
1994年『ル・ジタン』で第47回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。
2005年『銀輪の覇者』(早川ミステリ文庫)が「このミステリーがすごい!」のベスト5に選出される。
岩手町立石神の丘美術館芸術監督、岩手県立図書館運営協議委員などをつとめている。
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