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呪(しゅ)の血脈

好奇心が猫を殺す……この事件もちょっとした好奇心がきっかけだったのかも知れない。
大学で民俗学を学ぶ宮地紀之は、諏訪信仰の野外調査のさなか、北アルプス山中で鎌が幹に打ち込まれた奇妙な神木を発見する。
いけないことと知りながら、学問的興味からその鎌を木から削り出してしまう宮地。
だがその行為を村人に発見されて、彼は神木に神を再び封印するための‘祭’に参加させられることになってしまう。
とりあえず儀式が執り行われるまでの間に、祭について調べて回った宮地は、件の村の神主の血筋をもつ高藤正哉とその妹の梓の存在を知り、連絡を取る。
が、それが忌まわしき‘裏’の祭りを引き起こしてしまう‘出会い’になることを彼はまだ知らなかった…。
神封じ、土着信仰など、民俗学をテーマにした迫真のネオ・モダンホラー。
●加門七海(かもん・ななみ)東京都生まれ。
オカルト・風水・民俗学などに造詣が深く、怪談、エッセイ、フィールドワーク作品などを著す。
最新刊は『お咒い日和 その解説と実際』(KADOKAWA)。
小説に『目嚢』『祝山』『鳥辺野にて』など、エッセイ『猫怪々』『霊能動物館』『墨東地霊散歩』など多数。




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