十三の黒い椅子
「椅子」をテーマに制作された書き下ろしアンソロジー『十三の黒い椅子』。
そこに参加した筆者が、ひとり、またひとり死んでいく。
インターネット上の掲示板や日記に綴られる不穏な思い。
「十三番目は椅子」に座るのは誰なのか。
何種類もの伏線が複雑に絡み合い、最後に明かされる驚愕の真実とは。
技巧の限りを尽くした鬼才の真骨頂。
●倉阪鬼一郎(くらさか・きいちろう)1960年、三重県伊賀市生まれ。
早稲田大学第一文学部文芸専修卒。
同大学院文学研究科日本文学専攻博士課程前期中退。
在学中に幻想文学会に参加、1987年に短篇集『地底の鰐、天上の蛇』でデビュー。
印刷会社、校閲プロダクション勤務を経て、1998年より専業作家。
第3回世界バカミス☆アワード(2010年)、第4回攝津幸彦記念賞優秀賞(2018年)。
ホラー、ミステリー、幻想小説、近年は時代小説を多数発表、オリジナル著書数は170冊を超える。
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