漆黒の独立航空隊
サンフランシスコを奪回した北部政権軍は、さらに要衝の地・カタリナ島を制圧、一挙にロサンゼルスへの侵攻を企る。
しかし南部連合軍は、ロス市民を人質にとり、彼らを人間の盾としてロスの街にバリケードを築き、対抗する。
西部戦線は膠着状態に陥り、消耗戦の様相を呈してくる。
そんな中、天狼(シリウス)部隊の竜崎が撮影した‘人間の盾’の映像が国際的非難を呼び、追いつめられた南部連合国臨時大統領・ダニエルは遂に‘北米焦土作戦’の決行を発令する! 独立航空義勇軍・天狼部隊の活躍を描いた現代戦争シミュレーション、第6弾。
シリーズ完結篇。
(『米本土焦土戦線3 漆黒の独立航空隊戦記』を改題)●菅谷 充(すがや・みつる)1950年静岡県富士市生まれ。
1971年『仮面ライダー』(原作・石ノ森章太郎)でマンガ家デビュー。
代表作に第28回小学館漫画賞受賞作となった『ゲームセンターあらし』『こんにちはマイコン』など。
1985年からパソコン通信を始め、87年よりNIFTY-Serveでモータースポーツ情報を発信するオートレーシング・フォーラムを主宰し、2004年には第1回モータースポーツ大賞を受賞。
1996?2008年まで、米国のインディカーシリーズとインディ500のテレビ解説も担当した。
1994年、菅谷充名義で小説の執筆活動を開始し、『漆黒の独立航空隊』(有楽出版社)で小説家デビュー。
以後、モータースポーツ小説、架空戦記小説を中心に60作以上を発表。
2011年、60歳で早稲田大学大学院人間科学研究科修士課程を修了し、2013年より京都精華大学マンガ学部教授。
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