蝶々夫人の事件簿
突然暴れだし、悶絶する子供。
女装を始めたエリート青年刑事。
ポケベルでしか会話ができない若夫婦。
花村蝶子の周囲で、次々と異常な現象が!? 難航する警察の捜査を尻目に、敏腕探偵・蝶子が嗅ぎ当てた謎の薬。
その捜査線上では、凶々しいまでに美しく妖艶な男女が蝶子を蠱惑する。
罠にはめられた蝶々夫人、絶体絶命! 霊力を感知する元刑事のヤンママ探偵・花村蝶子の活躍を描いた『蝶々夫人(マダム・バタフライ)』シリーズ、第3弾。
●六道 慧(りくどう・けい)東京の下町・本所生まれ。
今も長兄が実家で小さな小さな町工場を営んでいる。
1988年。
朝日ソノラマから『大神伝(1) ムーの大神』でデビュー。
以来、ライトノベル、時代物、そして警察小説とジャンルを変えながら挑戦してきた。
「継続は力なり」が信条。
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