くそでか
武蔵野署の蔵崎鉄平は、捜査のためなら暴力はもちろん恐喝、強姦も朝飯前。
警視庁の鼻つまみ者だ。
人呼んで’糞刑事’。
元は警視庁捜査一課の優秀な刑事だったが、四年前の事件が彼を豹変させた。
何者かが45口径のマグナムで彼の妻子を殺害したのだ。
未だ犯人があがらず、腐りきった日々を過ごしていた蔵崎だが、田園調布で発生した殺人事件で同じ型の銃弾が使われたと知り、独自に捜査を開始する……。
長篇バイオレンス。
●広山義慶(ひろやま・よしのり)1935年大阪生まれ。
早稲田大学文学部仏文科卒業。
児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。
『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。
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