平成暗殺の会
一週間前に都内で凶悪殺人事件が発生。
捜査に当たった貝堂警部の前に、凶器の拳銃を持った犯人が出頭してきた。
しかし、その男を見たとき、彼は何故か違和感を覚える。
まじめ一方だったというその男が本当に犯人なのか? 改めて調べを開始した貝堂は、男の影に見え隠れする、ある総合病院に勤める美人女医の存在に気付く……。
(「平成暗殺の会」) 犯人逮捕後に事件を追う表題作ほか、やくざな男と女の無残な愛の姿を描いた「雅美のベンチ」など、著者ならではの異色官能バイオレンス短篇小説集。
*平成暗殺の会*雅美のベンチ*魔のとき*密会*夢殺人――殺したいの*岬の女*桃色迷路*仕事始め*ロサンゼルスの秘宝*妻木刑事の迷路●広山義慶(ひろやま・よしのり)1935年大阪生まれ。
早稲田大学文学部仏文科卒業。
児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。
『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。
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