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異郷の帆

元禄初期の長崎・出島。
若き通詞(通訳)である浦恒助は、鎖国の息苦しさに耐えながらも、広大な海の彼方へ夢を馳せていた。
そんな中、発生したオランダ商人の不可解な密室殺害事件。
この人工島では、人の出入りは厳重に監視され、奉行所の役人が腰に帯びる大小の他は、刀剣類の持ち込みも一切禁止されている。
誰が、一体どうやって? 転び切支丹の同僚や、混血の美少女・お幸に疑いの目が向けられる。
そして、当時の出島が抱えていた問題が次々と明らかになっていく……。
鎖国時代の長崎・出島を密室に見立てた時代推理小説の名作。
●多岐川恭(たきがわ・きょう)1920年福岡県生まれ。
東大経済学部卒。
戦後、横浜正金銀行をへて毎日新聞西部本社に勤務。
1953年『みかん山』で作家デビュー。
『濡れた心』で第4回江戸川乱歩賞を、翌年には短編集『落ちる』で第40回直木賞を受賞。
以降、推理小説と共に時代小説も旺盛に執筆した。




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