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プロジェクト・ドラゴンキラー

中国共産党は膨張政策の行き詰まりを、武力解決に求めた。
その結果、東海艦隊を出撃させ、尖閣諸島・魚釣島を占拠するという暴挙におよぶ。
国際的非難が中国に寄せられるが、その程度で屈する国ではなかった。
一方、日本そして同盟国のアメリカも手をこまねいていたわけではない。
協同作戦「プロジェクト・ドラゴンキラー(屠龍計画)」により、対中包囲網は密かに完成していたのである。
先端技術の粋を集めた戦闘管制システムと、日本だからこそ開発し得た無人兵器群は、数を頼みとする中国軍に、静かに牙を剥く……。
戦慄の国際政治サスペンス・アクション小説、第2弾。
完結篇。
●高貫布士(たかぬき・のぶひと)1956年生まれ。
神奈川県出身。
和光大学人文学部芸術学科卒業。
学生時代より軍事評論家・小山内宏氏、航空評論家・青木日出雄氏らが創設した「軍事学セミナー」で軍事学を修得。
出版社勤務を経て、軍事アナリスト兼作家として活躍。
『図解・ドイツ装甲師団』『大日本帝国海兵隊戦記』シリーズなど、ノンフィクション、小説の著書多数。




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