徳川慶喜と血族
あいついで側室を置き、十数人の子をもうけ、狩猟、油絵などの趣味三昧の生活。
その慶喜を密かに訪れる権力者たち。
奥深い屋敷の中で何が起こっていたか。
慶喜は明治政府の改革を、西南戦争をどのような思いで見詰めていたか。
徳川幕府瓦解後、駿府の元代官屋敷に引き籠もった徳川慶喜の生活を、女中頭・須賀の目を通して描く。
長篇時代小説。
『徳川慶喜と家族』の続編的内容。
●志茂田景樹(しもだ・かげき)静岡県生まれ。
おひつじ座のA型。
中央大学法学部卒。
塾講師、新聞記者などを経て、1976年秋に『やっとこ探偵』で第27回小説現代新人賞を、1980年には『黄色い牙』で第83回直木賞を受賞。
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