ストライク・ファイター (3)
オクテッド社に侵入した槙原の目の前に、かつて彼を撃墜した国籍不明機が姿を現わす! 二〇〇X年。
米海軍のF14スーパートムキャット撃墜事件を追って、謎の多国籍企業オクテッドカンパニーに侵入したジョージ槇原。
その目の前に、ついに彼を撃墜した国籍不明機(アンノウン)が姿を現わす。
それはCCV機能をフルに発揮したアルト支援戦闘機だった。
オクテッドとの戦闘によって負傷した自衛隊レインジャー部隊の碑宮は米海兵隊との接触に成功し、共同作戦をとる。
その作戦とは、試験飛行の際、アルトを奪取することだった。
指揮をとるのはCIA職員マックウォルド。
一度は成功したかに思えたが、槇原の一瞬のためらいによって計画は失敗。
果たして、捕らえられた槇原たちを待ち受ける運命は…。
ハイテク航空スペクタクルシリーズ第3弾にして完結篇!●青山智樹(あおやま・ともき)1960年、東京都武蔵野市生まれ。
学生の頃より同人誌『宇宙塵』に参加。
東海大学理学部物理学科卒業後、高等学校に理科教師として勤務。
1992年、長編SF『赤き戦火の惑星』(勁文社)で商業デビュー。
『バトル・オブ・ジャパン』(KKベストセラーズ)、『飛行戦艦「大和」出撃!』(経済界)、『合体戦艦「富士山」出撃!』(有楽出版社)、『蒼穹の海鷲』(アスキー)等、シミュレーション戦記を中心に執筆する。
その他にも『零戦の操縦』(アスペクト)、『自分でつくるうまい!海軍めし』(経済界)、『世界一わかりやすい放射能の本当の話』(宝島社)等、ミリタリー関連書籍など著書・共著多数。
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