大爆進! 独立航空艦隊風雲大作戦
海軍では、零戦に代わる新たな艦上戦闘機「疾風」が完成、第四二独立機動部隊に搭載されることになり、ミッドウェイへの出撃命令が下る。
膠着状態が続くダッチハーバー攻防戦から、敵の兵力を削ぐための陽動作戦である。
だが、すでに難攻不落の要塞と化したミッドウェイを撃破するのは、小型空母一隻の航空兵力ではほとんど不可能。
そこで角田中将がたてた驚くべき奇策とは!? 一方、満州でのソ連軍の執拗な挑発行為に陸軍が浮き足立ち、ダッチハーバー攻略作戦からの撤退を海軍に要求するに至った……。
●菅谷 充(すがや・みつる)1950年静岡県富士市生まれ。
1971年『仮面ライダー』(原作・石ノ森章太郎)でマンガ家デビュー。
代表作に第28回小学館漫画賞受賞作となった『ゲームセンターあらし』『こんにちはマイコン』など。
1985年からパソコン通信を始め、87年よりNIFTY-Serveでモータースポーツ情報を発信するオートレーシング・フォーラムを主宰し、2004年には第1回モータースポーツ大賞を受賞。
1996〜2008年まで、米国のインディカーシリーズとインディ500のテレビ解説も担当した。
1994年、菅谷充名義で小説の執筆活動を開始し、『漆黒の独立航空隊』(有楽出版社)で小説家デビュー。
以後、モータースポーツ小説、架空戦記小説を中心に60作以上を発表。
2011年、60歳で早稲田大学大学院人間科学研究科修士課程を修了し、2013年より京都精華大学マンガ学部教授。
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