永遠(とこしえ)の護り
大河シィル・シイラ流域は、血と死の予感に震えていた。
不死大帝を戴くオルギア帝国の魔手が迫るなか、ディルムーンの若き《護りの君》エル=シオンは、謎の黒い怪物の襲撃を受けて、〈聖弓〉を引くべき右腕を失ってしまった。
ディルムーンを護るため、不死大帝を倒す力を得るため、シオンは不思義な力を与えてくれるという伝説の〈流族〉のもとへ旅立つ……。
長篇ファンタジー小説。
電子書籍化にともない、「電子版あとがき」および作家・菊地秀行による解説文を追加収録。
●神月摩由璃(こうづき・まゆり)宮崎県生まれ。
明治学院大学文学部フランス文学科卒業。
大学在学中に日本版ウォーロック創刊号でブックレビューの連載を始め、それをまとめた『SF&ファンタジー・ガイド 摩由璃の本棚』で1989年にデビュー。
創作神話・異世界ファンタジーの先鋭として活躍し、小説『永遠の護り』等で絶賛を浴びる。
大病による長いブランクを経て執筆を再開した。
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