ちいさなせかい
人はだれでも、自分だけの「ちいさなせかい」をもっています。
その「ちいさなせかい」が「ちっぽけな世界」で終わるのか、「輝ける世界」になるのかは、まさに自分しだいです。
この絵本は、小さなかわいいカエルが主人公。
「ちいさなせかい」に生きていたカエルは、ある日、池をつくることを思い立ちます。
そこにサルやコウモリやカバがやってきて……。
人生の意味をさりげなく考えたい人に贈る「ささやかな寓話」。
※「本文より」そのカエルは豆つぶほどの池にすがるように生きていた。
ある日、サルがいった。
「そんなところにいて毎日いてつまらなくはないのかい?」カエルはクルッとないた。
ある日、ウシがいった。
「世の中はひろいぞ、そこでは何も見えないだろう?」カエルはクルックラッとないた。
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