暁の湊
海上自衛官の奥村は護衛艦「たかお」CDS(戦闘指揮システム)のリーダーを務めている。
CDSとはミサイルを発射するときに着弾する方向や距離を計算する、有事の際に極めて重要な役割を担っている。
北朝鮮がミサイルを発射する兆候があり、日本海での監視任務にあたることになるが、なかなか発射される「その時」は訪れない。
閉塞感漂う航海生活を送る中で、不意に「その時」が訪れようとしていた。
元海上自衛官が生々しく描く護衛艦でのリアルな日常と有事のときの非日常。
一般人には味わえない現実的緊張感を体感せよ!
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