青雲橋
生きる痛みを受けるたびに、少年は愛を知り、またひとつ、強くなる──。
終戦の年に生まれ、三重県の貧しい家庭で育った小谷野国松。
経済的理由から高校進学をあきらめざるを得ないと思っていたが、一人の愛情あふれる女教師のおかげで進学の道が開かれる。
だが彼は高校で手痛い失恋をし、それを引きずったせいで大学受験にも失敗。
それでも新聞専売所ですばらしい仲間と出会い、大学に入って教師を目指す。
晴れて高校教師になった国松。
しかし様々な試練が襲い…。
誠意と情熱をもって困難に当たり、学校を改革してゆく。
人生の荒波にもまれた一人の教師を描いた一代記
更新中です。しばらくお待ちください。