十七歳、夏の幻
高校最後の夏休み、清水直也は幼馴染の三上健二に誘われて、郊外の廃墟と化した洋館を探険することになった。
二人が洋館の敷地に侵入しようとしたその時、背後から声をかけてきた少女がいた。
その少女も加わり、開かずの扉を開けようとした瞬間、白い光とともに1925年のフランスへと三人はタイムスリップしてしまった。
そして、彼らを保護してくれた富豪の邸宅で次々と起こる密室殺人。
フランス革命の亡霊の仕業だと囁かれる一方で、清水たちにも嫌疑がかけられる。
疑いを晴らし、現代の日本に彼らは帰ることができるのか。
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