松木団地に緑の島のように横たわる恐竜山。<br />その山が崩れ、動きだした。<br />雨が降り稲妻が走る。<br />6年生の教室の窓から見ていたタック(拓哉)たちの前に現れたのは、黒々と光る恐竜だった。<br />大人たちは恐竜をとらえ保護するが、それは恐竜のためではなさそうだ。<br />水も飲めず、食べることもできない。<br />夏の暑さの中、影もない運動場でだんだん弱っていく恐竜。<br />もう見ていられない! 恐竜マッシーを救うため、タックと仲間が立ち上がった。<br />