一流メーカー企業に勤める津島耕助は、殺人事件で無実の罪を着せられてしまう。<br />12年間の服役を終え出所した直後、両親にまつわる信じられない噂を耳にする――「矜持」高校生の小島待夢は、週刊誌の編集長を務める父親の部屋で怪しい粉や盗聴器を見つける。<br />それ以来、父親が犯罪に関わっているのではないかと疑念を持ち始める――「ジャーナリストの真実」誰にでも、人に言えない裏の顔がある……深い闇を描いた2つの物語。<br />