黒おばさん 子どものためのメルヘンと物語
話し上手なドイツのおばさんがつくりだした愛すべきメルヘン集 髪が黒くて、いつも黒い服を着ていた。
「黒おばさん」は子どもたちが聞きたいようなおもしろいお話をいろいろしてくれたので子どもたちはおばさんが大好きでした。
19世紀にお話上手なドイツのおばさんがつくりだした愛すべきメルヘン集待望の日本語初翻訳。
考えてみれば、民間メルヘンも、お話好きな女性が子ども――自分の子どもであれ、孫であれ――を楽しませるために考えだしたもののうち、すぐれたものが世代をこえて語りつがれて定着したものといえるでしょう。
じっさい、子どもたちの喜ぶ顔を想像しながら書かれただろう『黒おばさん』を読んでいると、民間メルヘンが誕生する現場に立ち会っているような気がしてきます。
(まえがきより)
更新中です。しばらくお待ちください。