作家が描いた水野家の江戸時代
水野家を紐解くことで江戸時代が見えてくる!山岡荘八『徳川家康』、舟橋聖一『花の生涯』、松本清張『かげろう絵図』、平岩弓枝『妖怪』――。
数々の小説に登場する水野忠之、忠友、忠成、忠邦、忠央。
陰になり日向になり徳川幕府を支えた水野一族は小説家たちにどう物語られたのか。
作家たちの目を通して語られた、水野家の歴史をまとめた。
戦国時代、家康の生母「於大の方」の父である水野忠政は、刈谷を足場に一族の中心となり、岡崎の松平家と合従連衡を繰り返した。
その子孫は徳川家康の譜代大名として五つの水野家となった。
江戸時代中期、幕府の財政は悪化し、吉宗の改革の水野忠之、田沼時代の水野忠友、家斉の下での忠成、天保の改革の忠邦が老中を務め、文化文政の最盛期を経て、幕府は衰退に向かう。
また紀州藩附家老水野忠央は大老・井伊直弼と組み、将軍家茂を実現させる。
作家たちの目を通して語られた、水野一族の歴史をまとめた。
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