浦島太郎が竜宮城に忘れてしまったものとは―。<br />息子を大切に想うおっかあ、少し意地悪だけど純粋な幼馴染など、様々な人に囲まれながらあたたかな毎日を過ごす浦島太郎。<br />ある日一匹の亀を助けたことから竜宮城での華やかな日々が始まった。<br />毎晩酒と乙姫たちに囲まれながら行われる宴。<br />夢のような生活を繰り返すうちに霞んでしまった大切な心は取り戻すことができるのだろうか。<br />長年日本で愛される昔ばなしに新たなエッセンスを加え、現代に蘇らせる。<br />