たすき
駅伝と臓器移植――「魂」のリレーを繊細な筆致で描いた、感動の青春小説。
選手たちの魂である「たすき」を繋ぐ駅伝に魅了された由大。
中学校では駅伝部へ入部し、幼馴染でマネージャーの泉とともに日々練習に励んでいた。
夏休みを間近に控えたある日、宿題として出されたのは「脳死と臓器移植について」考えること。
この宿題をきっかけに、由大を取り巻く環境が大きく変化していく――。
【著者紹介】田原昌博(たはら まさひろ)広島県甲山町(現在の世羅町)生まれ。
小児科医師。
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