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パラサイツ 地方病院の闇

命を預かる病院の裏側では、パラサイツ(寄生者たち)が跋扈していた。
病院を食い物にする銀行や建設会社、創業者一族……。
パラサイツによって蝕まれた病院の経営がひっ迫していくなか、地方総合病院の財務と医療事務全般を取り仕切る医事課で、病院存続と患者本位の医療を提供する医師たちのために孤軍奮闘する主人公。
しかし、メインバンクの融資が差し止めになり、弱り切った組織に追い打ちをかける。
次々と襲いかかる院内の問題が、病院を破綻に追い込んでゆく。
------------------------------------------------------------------13年前、鈴原病院に事務部副部長として入職した竜崎が配属されたのは医事課だった。
入って早々、迷惑な患者による恐喝行為や暴力行為、病院内の私利私欲を貪りまったく仕事をしない副院長、節操のない男女関係や不当な人事を行う理事長など、病院内部の人間に潜む「異様さ」に直面する。
竜崎はそのような連中に毅然と立ち向かい院内環境の改善に努めるなかで、老朽化した病院の建て替え計画を進める担当となる。
資金調達のため内部事情を知るうちに、理事長を筆頭とした既得権益をもつ人間たち(=パラサイツ)によって病院が私物化され、経営が圧迫されていることが明らかになる。
この頃にはすでにこの病院の諸悪の根源が理事長にあることに気づいていた竜崎は、強大な権力を前に一刀両断にできる機会を虎視眈々と狙っていた。
鈴原家をはじめとした病院に巣食うパラサイツの悪事や、病院改修工事に向けた資金調達の道のり、鈴原病院の体質改善を装い竜崎に仕掛けられた罠……。
「いつか必ず経営を改善し理想の病院を目指す」と懸命に食らいつく竜崎が、次々に降りかかる災難に挑む。




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