掟破りの刑事の正義
首を絞められ殺害されたにも関わらず、一切苦しんだ跡がない女の死体。
捜査にあたる捜査一課の特捜刑事・村井翔真が事件を突き詰めるうちに見えてきた、たった5歳の少女の行動から始まる負の連鎖はどこまで続いていくのか。
すべてを白日の下に晒すことが正義であり、私情を挟むことは禁忌とされる業界で揺れ動く1人の刑事を主人公として、罪の意識に苛まれ続けた人間たちの運命が交差し加速する、本格ミステリー小説。
<著者紹介>上川 秀男(かみかわ ひでお)1947年長崎県生まれ。
大学卒業後、長崎県警察官拝命。
警察大学校本科、同特別捜査幹部研修所修了。
主に捜査部門と管理部門を歩き、警務部参事官兼総務課長、刑事部参事官兼捜査一課長、浦上署長等を歴任し県知事部局へ出向。
危機管理等担当理事、初代長崎県危機管理監。
退職後、会社社長等を経て、現在、諌早市公平委員会委員。
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