陽を見つめて
大学受験を目前に控えた西島英男。
日常は、突然の阪神淡路大震災で一瞬にして崩れ去った。
死の恐怖や、苦しい避難所での生活。
打ちのめされて見えたのは、それでも生き抜きたいという執着ともいえるほどの強い願い――。
災害に見舞われた一家の悲劇と少年の成長を描く一作。
[プロローグ][第1章]必死の救出と避難[第2章]失意の中で[第3章]被災者たちの苦悩と奮闘[第4章]避難所の難題[第5章]高校の再開と級友たちとの再会[第6章]被災女性との絆[エピローグ]〈著者紹介〉西野 民彦(にしの たみひこ)昭和21(1946)年神戸生まれ 神戸育ち市井の海に漂う平凡な高齢者若い世代の皆様に、誇りと勇気を持って強く生きていってほしいという思いを込めて書きました。
’ 幸運は勇気ある者に寄り添う ’ことを信じて!
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