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がん宣告、そして伊豆へ

胃がんを乗り越え、日常を取り戻すまでの男の懸命な姿を描いた物語。
平成二十七年(二〇一五年)九月十二日。
戸隠登志夫は、伊豆の地でがん宣告を受けた二年前のことを思い出していた。
治療中、窓越しに見える伊豆の大自然を見ながら、「人生」について深く考えた登志夫が辿りついた答えとは――。
<目次>はじめに 今手術前一 がん告知二 決断手術・手術後一 手術・入院二 自宅療養三 伊豆旅行四 人間とは五 人生とはあとがき 現在<著者紹介>戸塚加志夫(とづか・かしお)1955年静岡県菊川市生まれ。
地元の小学校、中学校を卒業。
静岡県立掛川西高等学校卒業。
1979年神奈川大学経済学部卒業。
地元の金融機関に就職。
自分の性格に合っていないと思い、1年で退職。
小学校教諭免許取得のため玉川大学文学部(通信)修了。
1981年静岡県掛川市公立学校教員となり、40年間静岡県内の小学校に勤務。
2021年より菊川市教育委員会学校教育課相談員となり、不登校児童や生徒の対応をしている。
2018年より保護司としても活動している。
趣味は草野球で、還暦野球チームの掛川ファイターズに所属。
また、菊川市軟式野球協会の事務局長もしている。




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