終わりの象徴
看護師の著者が紡ぎ出す、心の苦しみに寄り添ったラブストーリー「先生はわけもなく、胸の内が空っぽになったみたいに感じることってありますか?」母子家庭で育った小学五年生の咲希は、夕日が怖い。
夕方になると六歳の時に失踪した父を思い出すからだ。
絵画教室の澤田先生は、そんな彼女に胸の内にあるものを描いてみるよう勧める。
一方、クラスの人気者・圭太は無口だが美人の咲希のことが気になって仕方がない。
夏祭りをきっかけにカップルになった二人。
やがて高校生になり、事件は起こる――
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