タキオンの宿命 ―超相対性理論―
戦争も原爆も過去ではない。
手遅れになる前に、これが役立ちますように……。
(本文より)記憶を失い、見知らぬ場所で目覚めた少女・ジュリは、ユイトという少年と出会う。
彼は被爆者だった母を亡くし、自身を虐待し続けた父を殺害した末、自殺したのだった。
二人が出会ったのは原爆と何らかの関わりをもつ死者がゆく、謎めいた死後の世界。
そこは覇権をかけて常に争う大ウ帝国、サルタン国等の諸国群、原爆投下後最初にできた国・魔界、罪を犯した者が赴く地獄界、嘘をつかず良心を信じる者のみが入れる天界、龍の住む村で構成されていた。
そこでの学び、仲間たちとの冒険、そして邪悪な大帝国軍対連合軍による戦いを経て、ジュリとユイトが再生へ向かうまでを描く、一大スペクタクル!〈著者紹介〉しきべ かひ東大のお膝元で、貸本漫画と図書館と書店の立ち読みハシゴ、さらに印刷会社の雑誌盗み読みの幼年時代。
能と歌舞伎、宝塚に映画、COMやガロ等、ザ・ビートルズにピンクフロイド、そしてレッドツェッペリン、クイーン等々で育った私は「見ちゃった豚」なのでしょう。
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