大英帝国が産業革命をいち早く達成し、近代の扉を開けたヴィクトリア朝(1837?1901)は、ヨーロッパとは大きく異なる英国らしい「島国根性」的な価値観と美意識が形成された時代であった。<br />日本人にも身近なヴィクトリア朝期の文学・美術・映画などの作品を通じて、英国文化の真髄がわかる一冊。<br />