ひとりぼっちでさびしがりやのお月さま。<br />むかし自分を訪ねてきたことのある宇宙飛行士さんに会うために、地球へ飛んでいくことにしました。<br />お月さまは世界中を回って、あこがれの人を探し続けます。<br />そうしているうちに、人間たちはお月さまが輝いていたときのことを忘れてしまったようでした。<br />でも本当は、みんなお月さまが夜空に戻ってくることを強く願っていたのです。<br />