私、明田マリ子、ハイ・ミス。<br />OLのとき年下の男に失恋して、いまは有名な女流作家、秋本えりか先生の家でお手伝い兼秘書兼イヌの散歩係。<br />月末になると、いろんなタイプの編集者が原稿催促におしかけてくるが、なかでも美青年編集者鈴木ノボルクンがくると、先生は仕事そっちのけでウロウロソワソワ……。<br />人気女流作家の私生活と、ハイ・ミスの複雑な心境をユーモラスなタッチで描く。<br />