孤独の街(ニューヨーク)で、二人は出逢った。<br />ミュージシャンとして成功を夢見る拓人と、脚本家となり夢の物語を紡ごうとするユナ。<br />互いの心の隙間を埋め合った二人は、日本人と韓国人の障壁も乗り越え世界を共有していく。<br />だが拓人の道が開けかけた時、運命の日が訪れた――9・11を体験した作家が描く、心がちぎれるほど切ないラブストーリー。<br />