桜川衛と都築祥子。<br />共に17歳。<br />互いに好意を抱きつつも、一歩踏み出せずにいた。<br />ある夜、家族不在の桜川家を訪ねた祥子は偶然、衛の日記を目にする。<br />綴られる愛情の重さにたじろいだ祥子。<br />何も告げず逃げ帰り、その後一方的に衛を避け続け二人の関係は自然消滅に……。<br />あれから11年。<br />再会を果たした二人が出した答えとは──。<br />交錯する運命を描く恋愛小説。<br />『冥王星パーティ』改題。<br />
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