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生きるとは、自分の物語をつくること

人々の悩みに寄り添い、個人の物語に耳を澄まし続けた臨床心理学者と、静謐でひそやかな小説世界を紡ぎ続ける作家。
二人が出会った時、『博士の愛した数式』の主人公たちのように、「魂のルート」が開かれた。
子供の力、ホラ話の効能、箱庭のこと、偶然について、原罪と原悲、個人の物語の発見……。
それぞれの「物語の魂」が温かく響き合う、奇跡のような河合隼雄の最後の対話。




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