初めての見合いの席で「わたくし、お見合いなんかする男の人って、嫌いなんです」と、相手の百合子に決めつけられた浩太郎は、敢然と‘輝かしい見合い結婚’を決意する。<br />‘縁談の修羅場’に立ち向う浩太郎がめぐり合う、さまざまなエピソードを通して、現代の若者の女性観・結婚観・家庭観などなどを、新鮮痛快に描き出す――。<br />明るく、爽やかなユーモアが全編に息づく青春小説。<br />