ゴダール渾身の3D長編『さらば、愛の言葉よ』に刺激され、再起動した批評時空間。<br />その思考は過去の作品群へ飛び、芸術一般に拡張され、遂には世界認識をも揺さぶる。<br />長編批評「ジャン=リュック・ゴダール、3、2、1、」のほか、監督独自の音響と映像の関係を論じた「彼のソニマージュ」、最後の言葉を探る「ONEn+」を収録。<br />