昔日の面影を失いつつある東京の新スポットを絵筆片手に珍行脚―。<br />あるときは服装チェックで入場拒否するヤングスポットに悲憤慷慨し、またあるときは勇んで乗り込んだ浅草のストリップ劇場で昏倒したり。<br />個性的な同行編集者に乗せられ、いざ出発したはいいけれど、古き良き街並みが破壊され変貌を続ける新東京に、思わず怒りがふつふつ煮えたぎる。<br />怒りと憂いと爆笑の漫遊記。<br />