短歌の上達に早道や抜け道はないが、陥りやすい‘落とし穴’を知っていれば、無駄な回り道はせずにすむ。<br />そして‘素材’(=伝えたい思い)の持ち味を生かすために、さまざまな‘道具’を持ち、‘調理法’を知っておくことが大切だ。<br />「味覚に訴えてみよう」「理屈は引っこめよう」「季節の変わり目をとらえよう」――。<br />現代を代表する歌人が投稿作品の添削を通して伝授する、日本語表現と人生を豊かにする三十二のレシピ!