砂漠に飛行機で不時着した「僕」が出会った男の子。<br />それは、小さな小さな自分の星を後にして、いくつもの星をめぐってから七番目の星・地球にたどり着いた王子さまだった……。<br />一度読んだら必ず宝物にしたくなる、この宝石のような物語は、刊行後七十年以上たった今も、世界中でみんなの心をつかんで離さない。<br />最も愛らしく毅然とした王子さまを、優しい日本語でよみがえらせた、新訳。<br />