書き手の「何か」が過剰に溢れた言葉。<br />意図的に「何か」を隠すため、論理を捨てて抒情に流れた文章。<br />そこに「ポエム」は現われる。<br />感情過多で演出過剰な、鳥肌モノの自分語りは、もはや私生活ストリップだ。<br />Jポップの歌詞や広告のコピーならまだ許せる。<br />だが、いまやこの国では、ニュースや政治の言葉までもが「ポエム化」している! 名物コラムニストが不透明な時代を考察する。<br />