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ポエムに万歳!(新潮文庫)

書き手の「何か」が過剰に溢れた言葉。
意図的に「何か」を隠すため、論理を捨てて抒情に流れた文章。
そこに「ポエム」は現われる。
感情過多で演出過剰な、鳥肌モノの自分語りは、もはや私生活ストリップだ。
Jポップの歌詞や広告のコピーならまだ許せる。
だが、いまやこの国では、ニュースや政治の言葉までもが「ポエム化」している! 名物コラムニストが不透明な時代を考察する。




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