「本船はこれより、エドへ向かう!」 1845年、捕鯨船マンハッタン号は洋上で日本人漂流者22人を救助。<br />彼らを送り届けるため、被弾覚悟で鎖国中の日本に針路を取った。<br />言葉の壁を越えて育まれる船乗り同士の友情と敬意。<br />そして船はついに浦賀入港を許されて――ペリーも注目した開国への第一歩を日米双方から描く興奮の歴史長篇!