文禄四年、夏。<br />最上義光の娘・駒姫は、関白秀次の側室となるため聚楽第に入った。<br />しかしその直後、秀次は謀反の罪で切腹。<br />残された妻子には想像を絶する運命が待ち受けていた――。<br />姫を救うため、最上家家臣たちの壮絶な闘いが幕を開ける! 「この時代小説がすごい!」文庫書き下ろし部門No.1の著者による慟哭の歴史ドラマ。<br />