地方都市のしがない学芸員として働く手島沙良は、仕事の途中で体長15センチの謎の小さなおじさんを発見する。<br />彼の名は槇原伝之丞。<br />孤独な人間にしか見えない存在だという。<br />なりゆきでその願いを叶えるハメになった沙良だが――。<br />ひょんなことから出会ったイケメンは訳ありで、街に伝わる河童伝説が蘇ったり、あげく殺人事件発生? 彼女の平凡な日常は今、涙とともに変わり始める。<br />