シェイクスピア物語(新潮文庫)
ラム姉弟の「シェイクスピア物語」は、世に聞こえた名作である。
原典は読まなくとも、1807年に刊行のこの本でシェイクスピア劇の筋とおもしろ味を知っている人は、欧米でも日本でも珍しくない。
本書は「ハムレット」「真夏の夜の夢」「お気に召すまま」「ベニスの商人」「じゃじゃ馬ならし」「ロミオとジュリエット」「リヤ王」など12篇の、原典のせりふを生かし、シェイクスピアの時代の用語を巧みに駆使した物語を掲げる。
年少の読者を考え、翻訳にも十分の考慮が払われている。
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