不登校になって早一年、14歳の工藤渉は暇を持て余し、軽い気持ちで小説を書き始める。<br />物語を作るのは想像以上に難しく、だが驚くほど楽しかった。<br />初めての小説『ルール・オブ・ルール』をネット上で公開すると、予想外の反響が。<br />けれどその途端、渉の身辺で怪事が続く。<br />脅迫メール、不審な電話、そして作中の場面に酷似した殺人未遂事件。<br />現実と物語が交錯する高次元ミステリー!!