児玉清氏絶賛のベストセラー。<br />45歳の若さで逝った翻訳家で詩人の四条直美が、娘のために遺した4巻のテープ。<br />そこに語られていたのは、大阪万博のホステスとして働いていた23歳の直美と、外交官としての将来を嘱望される理想の恋人・臼井礼との燃えるような恋物語だった。<br />「もし、あのとき、あの人との人生を選んでいたら……」。<br />失われたものはあまりにも大きい。<br />愛のせつなさと歓びが心にしみるラブストーリー。<br />